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3人の女性監督が女性ならではの視線で「女性の恋とセックス」をテーマに撮り上げた「ポルノチック」シリーズの1作。「東南角部屋二階の女」(2008)で劇場映画監督デビューを果たした池田千尋が、恋に迷い幻想に惑わされる女性の姿を描く。花屋を営むかなえは店員の大谷と付き合っていたが、大谷には由起子という本命の恋人がいるため、別れなければと思いつつも、ひとりになることを恐れて別れられずにいた。そんなかなえの前に、やがて由起子の幻想が現れるようになり……。
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